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大森屋海苔の博物館

かんたんアレンジレシピ

 

海苔の博物館 ご案内

1.いま、注目される海苔の栄養。

2.あの日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の心を奪った美しい海苔の風景。

3.焼いて消化のよい海苔のタンパク質。

4.ツヤのある黒褐色の素肌美がよい海苔の必須条件

5.波乱万丈の海苔の一生

6.波乱万丈の海苔の一生(2)

7.海苔をおいしく、賢く食べよう。コレステロールを抑える組み合わせ

8.よい海苔って、どんな海苔?品質の判定基準

9.日本各地の海苔、食べくらべ。色、香、味を決める自然環境とは

いま、注目される海苔の栄養。

海苔ははるか昔から、日本人の食卓に欠かせない素材として愛用されてきました。しかしまだ、海苔を栄養のないノンカロリー食品だと思っている人も多いようです。

 実際には、海苔は現代人に不足しがちな栄養成分を豊富に、バランス良く含んだ低カロリー食品。その上、海苔を焼いた場合にはその消化吸収率は50〜80%にもなるといわれ、たいへん効率のよい食品であることがわかってきました。以下、それぞれの成分の有効性や特徴を述べていきます。


海苔はタンパク質の王様


 

驚くべきことに、海苔の成分のうち40%はタンパク質です。乾海苔全形五枚が鶏卵一個分のタンパク質に相当するわけで、これは畑の肉といわれる大豆に匹敵するもの。さらにタンパク質を構成する必須アミノ酸のバランスでは、大豆よりも海苔に軍配が上がります。タンパク質の良し悪しはタンパク質を構成しているアミノ酸の中の、必須アミノ酸の量と比率に左右されます。海苔の場合、必須アミノ酸のうちリジンの少ない点が気になりますが、タンパク質の絶対量が多いので、あまり問題ないでしょう。海苔のタンパク質は、加熱によって細胞壁がこわれやすくなり、うんと消化されやすくなります。ですから、海苔はぜひ焼いて食べていただきたいものですね。

             


ビタミン豊富な“海の野菜”


 

ビタミンというとすぐに生野菜や果物を連想します。しかし一見フレッシュなイメージからほど遠い海苔は、実はビタミンを質・量ともにバランス良く含んだ食品なのです。

 特に、頭の良い子を育てるため、またいろいろなガン予防にも役立つとされるビタミンAはズバ抜けて多く、一般にビタミンAの多いとされるウナギの約三倍、ホウレン草の約八倍も含んでいます。乾海苔全形一枚分で一日の所要量の約六分の一を摂ることができるわけです。

 炭水化物の体内での利用を助けるビタミンB1は鶏卵の14倍、牛乳の38倍。また日常の食生活でなかなか十分に摂取しにくいビタミンB2は牛乳の22倍、鶏卵の7倍も含んでいます。ビタミンB2は脂肪の利用を助け体内に蓄積しないようする、老化を防止する、鉄分の利用を助けるなどの動きをもつビタミンです。

 ビタミンCは風邪やガンの予防薬とまでいわれる大切なビタミン。成人病の発生は、ときに酸素のいたずらによって起こるとされており、酸素による酸化を抑える作用を持つビタミンCが有効だといわれています。海苔のビタミンCは、保存中に少しずつ減少はしますが、海から採れたばかりのときには乾物に直して100g中0.5gも含まれています。しかも、野菜などの場合と違って熱を加えても壊れないという点で、海苔のビタミンCはたいへん優秀だといえるでしょう。

 この他、ビタミンB6、葉酸、ナイアシンなどを豊富に含み、ビタミンB12などは他の食品に例を見ないほど多く存在します。海苔まさに、海の野菜と呼ばれるのにふさわしいビタミンの宝庫なのです。

▪ビタミンB1のはたらき

ビタミンの研究で有名なポーリング博士によると、幼児期に十分にビタミンB1を摂ると、不足している者に比べて記憶力は一・七倍、知能の発展度は二倍以上、さらに物事に興味や関心を示す度合は5倍にもなるという研究がなされています。海苔にはビタミンB1がたいへん豊富です。

ビタミンB1、B2、B6、鉄分を投与した母親からは、知能指数(IQ)の高い子供が生まれる確率が高いという報告があります。海苔にはこれらのビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。

バランスの良いミネラル源

 海水中にわずかしか存在しない種々の元素を、海藻が吸収して濃縮する作用があります。中でも海苔は、骨の形成を助け、疲れにくい身体をつくるために重要な働きをするカルシウムをはじめとして、鉄、ヨードなどのミネラルを多く含んでおり、“母なる海が凝縮”された食品といっても過言ではありません。

 鉄分は乾海苔全形一枚で一日の必要量の大半を摂ることができます。鉄分が不足すると貧血になることはよく知られていますが、単に多く摂れればいいのかというと、決してそうではありません。鉄分は体内に吸収されるためのタンパク質を必要とします。海苔にはタンパク質が豊富に(これだけで十分というわけではありませんが)含まれていますから、かなりの鉄分を吸収できるわけです。さらに吸収された鉄分が実際に体内で利用されるためにはビタミンB2、B6、Cが必要ですが、これらが海苔に多いことは前項で述べたとおりです。

 ミネラルの重要な一成分であるヨードは、成長期の子供に不足すると甲状腺ホルモンが十分に作られず、精神的・肉体的発達が遅れます。さらに成人なら気力が衰えたり、寒さで皮膚がカサカサする、毛が抜けるやすくなくなる、血中のコレステロール値が上がるなど、全身の老化が進むことがわかっています。このヨードも、乾海苔全形一枚で一日の必要量に達します。

 この他、微量ミネラルとして銅、亜鉛、ヒ素、セレンなど幅広く含みます。この中でたとえば亜鉛ですが、最近若いお母さん方を中心に味覚障害(食物の味がわからない)が発生しており、この原因のひとつとして、加工品を中心とした食生活による亜鉛不足があげられています。海苔は約100〜150ppmの亜鉛を含んだ、恰好のミネラル供給源です。これら微量元素はいずれも大量に摂ると副作用のあるものですが、ごく微量を自然に摂取すれば、人間の成長、生殖、およびガンなど成人病に対して薬効のあることがわかり、注目されています。

 このように、海苔は健康な暮らしに欠かせないミネラルが具合よく配置された、動物の肝臓などを上回る抜群のミネラル源です。なお、全般的にミネラルは海苔の下級品に多く存在しています。
 

▪日本人とカルシウム

火山国である日本の土壌にはカルシウムが少ないため、野菜や水を通して摂取することは他の国の人々に比べて容易ではありません。ですからカルシウムを豊富に含んだ海苔を食べる習慣は、まさに日本人の知恵といえるでしょう。




 

話題の食物せんいがいっぱい!

 海苔の成分の40%前後は多糖類。この成分が、近ごろ話題の食物せんい————ダイエタリー・ファイバーとして注目を集めています。

 食物せんいには便秘を予防したり、食物中の有害物質を吸着・排せつする作用があります。たとえばコレステロールは、海苔と一緒に食べることによって30〜40%が体外へ————。その結果、ビタミンB2やB6が増加して、ビフィズス菌など体に良い大腸菌の割合が増えたり、糖尿病や大腸ガンの予防効果があることも認められています。海苔の食物せんいは全形二枚で約1.5g。とかく食物せんいが不足しがちな現代人のための、パワーある補給源といえるでしょう。

 さらに、これまでほとんど消化吸収されないと考えられていた海苔の多糖類が、実際には腸内細菌の働きによって分解・吸収され、免疫を増強する、血液をきれいにする、血圧を下げるなどの働きを持っていることもわかってきました。特に多糖類による免疫増強作用は三〜四日も維持され、ガンになりにくい状態を保つという点でも期待されています。

▪食物せんい

一般に、殻類の外皮、野菜、豆類などに多く、現代人の贅沢な食生活で不足しがちな成分だといえます。

動脈硬化をふせぐEPAも含有

 海苔には約二%の脂質が含まれており、その半分以上はEPA(エイコサペンタエン酸)という成分です。EPAは一般に、イワシやサバなど背の青い魚の脂肪に多く含まれており、脳や心臓の血液の梗塞を予防したり、血中のコレステロール値を下げるなど、血液をきれいにするはたらきがあります。

 海苔のEPAは量的には少ないものですが、これもさまざまな栄養素をバランス良く含んだ理想的食品————海苔の、大きな特徴のひとつといえるでしょう。


▪エスキモーとEPA

エスキモーの人々に心筋梗塞や脳梗塞が少ないのはなぜか?その食生活を調査したところ、アザラシや魚をたくさん食べていることがわかり、 EPAの存在が注目されるきっかけとなりました。
 





 

▪あまのり

紅藻類の海藻。アサクサノリ・スサビノリなど一般的に食用にされる海苔の総称です。

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